“未経験でも開業できる”の落とし穴と、成功する経営者の共通点

■ はじめに:「誰でもできる」は、本当に魅力か?

近年、「未経験でも開業可能」とうたう児童発達支援・放課後等デイサービスのフランチャイズ募集が増えています。 確かに、制度やマニュアルが整っていれば、福祉や療育の専門職でなくとも運営は可能です。

しかし、そこには“見えない落とし穴”が潜んでいることも事実です。 本当に成功する事業者には、ある共通点があります。 今回はその「落とし穴」と「成功する人の特徴」を、本部の立場から率直にお伝えします。


■ 「未経験でもOK」が抱える4つのリスク

① 「支援」が“商品”になってしまう

未経験者にありがちなのが、療育を“サービス”と捉えてしまうこと。 「満足度を上げるには楽しくすればいい」と考え、 本質的な発達支援ではなく、“レクリエーション重視”の施設になりがちです。

② 現場任せの運営になってしまう

「スタッフに任せればいい」という姿勢は、施設の方向性を見失わせます。 結果的に、優秀なスタッフほど辞めてしまう原因にもなります。

③ 保護者との信頼関係が築けない

専門性に対する理解が浅いままだと、 保護者からの不安や質問に的確に答えられず、信頼を得るのが難しくなります。

④ 実地指導での“想定外”に対応できない

制度の解釈、記録の整備、加算の理解など、運営には地味ながら深い知識が必要です。 「やってはいけないことを知らなかった」が命取りになることも。


■ では、成功する人はどんな人?

未経験でも成功している人には、以下の特徴があります。

① “子どもの育ち”に対する圧倒的な当事者意識

療育を「社会のインフラ」として捉え、 理念に共感して現場と一緒に学ぼうとする姿勢がある方は強いです。

② 自分の弱さを理解し、専門職をリスペクトできる

「自分は経営や企画が得意。だから支援のことはプロに任せよう」 と割り切れる人は、職員との連携もうまくいきます。

③ 小さな改善を続けられる人

「まずやってみる」「結果を見て直す」 この“PDCAの習慣”がある人は、療育現場でも適応できます。


■ エコルド本部が伝えたいこと

私たち本部の立場としては、 「未経験だからダメ」ではなく、 「理念とチームを大切にする人かどうか」が重要だと考えています。

エコルドのフランチャイズでは、 未経験の方でも成功できるよう、

  • 初期研修・運営サポート
  • 実地指導対策
  • スタッフ研修動画の提供 など、制度的にも仕組みを整えています。

ですが、最終的に事業を継続できるかどうかは、 “人”と“想い”にかかっている——これが現実です。


■ おわりに:「未経験でも成功する人」になろう

今や療育事業は、社会的な使命を果たす重要なインフラの一部です。 一人でも多くの経営者が、その意味を深く理解したうえで参入してくれることを願っています。

“誰でもできる”ではなく、“誰でも成長できる”フランチャイズ。 それが、私たちエコルド本部の目指すかたちです。

nozomi nakayama

nozomi nakayama

療育コンサル中山です。 全国にエコルドのフランチャイズと業務改善クラウドシステム「EcoldLINK」を広げるため、さまざまな情報発信をしています!