放課後等デイサービスや児童発達支援の施設で「1施設の経営が成功」し、事業を拡大したいと考える経営者は少なくありません。
その際に、以下のような二つの選択肢が検討されます。
- 自営事業での多施設展開:「自分たちで新施設を開設し、自社グループとして経営する」
- フランチャイズ加盟:「フランチャイズ本部に加盟し、本部のノウハウと支援を活用する」
多くの経営者が「フランチャイズ加盟」を検討する理由は、以下のような「メリット」を感じるからです。
- 「フランチャイズ本部の『ノウハウ』を活用できる」
- 「本部のブランドを活用できる」
- 「本部からの『サポート』が受けられる」
- 「開設に関する『リスク』が軽減される」
しかし、現実は「期待」と「現実のギャップ」が大きいというケースが多いのです。
実際には以下のような問題が生じます。
- 「加盟金」「ロイヤリティ」といった『隠れたコスト』が経営を圧迫する
- 「フランチャイズ本部からのサポート」が「期待ほどではない」
- 「本部の経営方針」と「自社の経営方針」に「ズレ」が生じ、経営判断ができない
- 「契約期間」により「自由な経営判断」ができなくなる
本記事では、フランチャイズ加盟を検討する際に「見落とされやすいポイント」と「正しい経営判断の方法」について、具体的に解説します。
目次
フランチャイズ加盟を検討する背景
なぜ、放課後等デイサービス・児童発達支援施設の経営者は「フランチャイズ加盟」を検討するのでしょうか。
既存事業での成功経験がある
1施設での経営に成功したという「自信」が、フランチャイズ加盟への検討につながります。
「自分たちのノウハウを活用すれば、別のブランドでも成功できるのではないか」という「楽観的な見通し」を持つようになるのです。
新規施設開設の『リスク』への不安
自営事業での新規施設開設には「多くのリスク」が伴います。
フランチャイズ加盟であれば「本部のサポート」により、そのリスクが「軽減される」のではないかという期待が生じるのです。
本部からの「積極的な営業」
フランチャイズ本部側は「優良な経営実績を持つ法人」に対して「積極的な営業」を行う傾向があります。
その営業により「フランチャイズ加盟のメリット」が「大きく見える」ようになるのです。
フランチャイズ加盟を検討する際に「見落とされやすい4つのポイント」
では、フランチャイズ加盟を検討する際に「見落とされやすいポイント」を、具体的に整理してみましょう。
ポイント1:「加盟金」「ロイヤリティ」といった『隠れたコスト』の正確な把握
概要
フランチャイズ加盟時に「加盟金」「ロイヤリティ」といった「継続的なコスト」が発生することは知られています。
しかし、それ以外の「隠れたコスト」について「正確に把握していない」というケースが多いのです。
見落とされやすいコスト
- 「毎月のロイヤリティ」:売上の5~10%程度が一般的
- 「販売促進費」:本部の広告宣伝に対する費用分担
- 「システム利用料」:クラウドシステムなどの利用料
- 「研修費」:本部が実施する研修への参加費
- 「商品・備品の購入」:本部から「指定」された物品の購入
- 「契約更新費」:契約更新時の「費用」
これらを合計すると「売上の15~20%程度」が「本部に支払う費用」になるケースも少なくないのです。
この認識の不足がもたらす問題
本来であれば「月間売上の15~20%」が「施設の経営を圧迫する要因」になっているはずなのに、最初は「加盟金」「ロイヤリティ」だけを考えていたため、後になって「思ったほどの利益が出ない」という状況に陥るのです。
ポイント2:「フランチャイズ本部からのサポート」の『現実』と『期待』のギャップ
概要
多くの経営者は「フランチャイズ本部は、加盟店に対して『手厚いサポート』を提供するのではないか」と期待しています。
しかし、現実には「本部のサポート体制は『限定的』である」というケースが多いのです。
期待されるサポートと現実
| サポート項目 | 期待されること | 現実 |
|---|---|---|
| 新規施設の開設支援 | 「開設から軌道に乗るまで、本部から専任の支援者が配置される」 | 「初期段階の支援のみ。その後は『自助努力』」 |
| スタッフ研修 | 「定期的に本部の『専門的な研修』を受けられる」 | 「月1回程度の『一般的な研修』のみ。カスタマイズは別料金」 |
| 営業・マーケティング支援 | 「本部が『営業活動』を支援してくれる」 | 「営業活動は『加盟店の責任』。本部は『営業方法の提案』のみ」 |
| トラブル対応 | 「問題が生じたら『本部が対応』してくれる」 | 「相談はできるが『最終的には自分たちで対応』すべき」 |
| 経営支援 | 「月次決算の改善、稼働率向上などについて『本部が指導』する」 | 「『参考情報』は提供されるが『個別対応』ではない」 |
このギャップがもたらす問題
フランチャイズ加盟当初は「本部のサポートがある」という安心感を持っていたのに「いざ困った時に、本部の対応が『期待以下』である」ことに気づくのです。
結果として「自営事業で開設していれば、自分たちで工夫してなんとかしたのに」という「後悔」につながるのです。
ポイント3:「本部の経営方針」と「自社の経営方針」の『ズレ』
概要
フランチャイズ加盟により「本部の経営方針」に「従う義務」が生じます。
しかし、その「本部の方針」が「自社の経営方針」と「異なる」場合、経営上の課題が生じるのです。
具体的なズレの例
- 「本部は『低価格路線』を推奨しているが、自社は『高品質・高価格路線』を目指している」
- 「本部は『規模拡大』を推奨しているが、自社は『小規模・高品質』を推奨している」
- 「本部は『系列施設との『情報共有』を強制しているが、自社は『施設の独立性』を重視している」
- 「本部の『指定ベンダー』からの物品購入を強制されるが、コスト的に『割高』」
このズレがもたらす問題
フランチャイズ加盟により「本部の方針に従うことが条件」になるため、自社の「経営判断の自由度」が大幅に制限されるのです。
結果として「本当は、こうしたいのに」という「ストレス」が蓄積し、経営の「モチベーション」が低下するのです。
ポイント4:「契約期間」による『自由度の喪失』と『解約の困難さ』
概要
フランチャイズ加盟には「契約期間」(通常3~5年)が設定されています。
その契約期間中は「契約条件に従う義務」が生じ、自由な経営判断ができなくなるのです。
見落とされやすい契約条項
- 「契約期間中の『解約は困難』」:解約時に「違約金」が発生することが多い
- 「契約更新時に『条件が変わる』」:ロイヤリティが「引き上げられる」というケースも
- 「経営方針の『強制」」:本部が定めた「経営方針に従わない」施設は「強制解約」される可能性も
- 「同業他社での『競業禁止」」:契約期間中は「同業他社での経営」が禁止される可能性
この制約がもたらす問題
「実は、フランチャイズ加盟が、思ったほど『自由な経営』を実現していない」ことに気づいても「契約期間」により「簡単には脱出できない」のです。
結果として「長期間にわたって、窮屈な経営状況が続く」という「後悔」につながるのです。
実際に生じた事例
では、フランチャイズ加盟により「経営判断を誤った」事例を見てみましょう。
事例1:フランチャイズ加盟により、経営が悪化した
状況
児童発達支援施設を「自営事業」で1施設経営していた経営者Aは「施設が成功」したため「フランチャイズ加盟により、別の地域での施設展開」を決断しました。
フランチャイズ本部との「契約条件」は以下の通りでした。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 加盟金 | 300万円 |
| 月間ロイヤリティ | 売上の8% |
| 初期投資(施設設営など) | 500万円程度 |
| 契約期間 | 3年 |
開設初期段階
フランチャイズ本部から「開設支援」を受け、新施設がオープンしました。
初期段階では「本部の支援」もあり「順調に見えました」。
約6ヶ月後の現実
開設から6ヶ月経つと、以下のような問題が浮上しました。
隠れたコストが経営を圧迫
- 「月間売上」:800,000円(目標1,000,000円)
- 「月間ロイヤリティ」:64,000円(8%)
- 「月間システム利用料」:30,000円
- 「月間販売促進費負担」:50,000円
- 「月間その他支出」:40,000円
月間「本部への支払い総額」:184,000円
これは「月間売上の23%」に相当し「本来の利益率」が大幅に低下していました。
本部のサポートが期待以下
本部から「月1回の研修」は提供されていましたが、それは「一般的な内容」で「新施設特有の課題」には対応していませんでした。
「営業活動」についても「本部は『参考情報』を提供するのみ」で「実際の営業活動は『自分たちで』実施する」必要がありました。
結果として「フランチャイズ加盟のメリットを実感できない」という状況に陥ったのです。
本部の方針との『ズレ』
本部は「複数の地域での『チェーン展開』」を推奨していたのですが、経営者Aは「既存施設の『品質向上』」に注力したいと考えていました。
その「方針のズレ」により、本部との関係が「ぎくしゃくする」ようになったのです。
結果
開設から1年後、経営者Aは「フランチャイズ加盟を『失敗』だった」と判断し「契約解除」を検討するようになりました。
しかし、契約には「3年間の期間」が定められており「途中解除に伴う『違約金』(約150万円)が発生する」という条件でした。
結果として「違約金を支払って脱出する」か「残りの2年間、窮屈な経営を続ける」かという「困難な選択」に直面したのです。
教訓
フランチャイズ加盟を検討する際に「加盟金」「ロイヤリティ」といった「表面的なコスト」だけを見て「隠れたコスト」を見落とし、また「本部のサポート体制」を過度に期待し、「本部の方針」と「自社の方針」の「ズレ」を十分に検討しなかったことが、この失敗の原因なのです。
事例2:正確な経営判断に基づき、自営事業での多施設展開を成功させた
状況
放課後等デイサービスで成功していた経営者Bは「フランチャイズ加盟」と「自営事業での多施設展開」の二つの選択肢を検討することにしました。
経営者Bは「両方の選択肢について、詳しく『経営分析』を実施した」のです。
経営分析の実施
フランチャイズ加盟での経営シミュレーション
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期投資 | 加盟金300万 + 施設設営500万 = 800万円 |
| 月間売上目標 | 1,000,000円 |
| 月間ロイヤリティ | 売上の8% = 80,000円 |
| 月間その他支出 | システム料・販促費など = 120,000円 |
| 月間本部支払総額 | 200,000円 |
| 月間純利益 | 1,000,000 – 200,000 – スタッフ給与・その他 = 約250,000円 |
| 年間純利益 | 3,000,000円 |
| 初期投資回収期間 | 約3年 |
自営事業での多施設展開での経営シミュレーション
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期投資 | 施設設営500万 = 500万円 |
| 月間売上目標 | 1,000,000円 |
| 月間経営支出 | スタッフ給与・その他 |
| 月間純利益 | 1,000,000 – スタッフ給与・その他 = 約350,000円 |
| 年間純利益 | 4,200,000円 |
| 初期投資回収期間 | 約1.5年 |
分析結果
経営者Bは「以下の結論」に到達しました。
- 「自営事業での展開は『初期投資が300万円少なく』『月間の純利益が100,000円多い』」
- 「初期投資の回収期間が『3年から1.5年に短縮』される」
- 「長期的には『自営事業の方が、圧倒的に有利』」
- 「ただし『リスクは『フランチャイズより大きい』」ため『段階的な展開』をする」
採択した戦略
経営者Bは「自営事業での段階的な多施設展開」を採択しました。
具体的には:
第1年度:新施設1つを開設。黒字化を確実にしてから、次の展開を検討
第2年度:第1年度の施設が「安定的に経営できている」ことを確認した上で、新施設2つを開設
第3年度以降:段階的に施設数を増やしていく
この「慎重で段階的な展開」により「リスクを最小化」しながら「自営事業のメリット」を最大化したのです。
結果
5年後の状況:
- 「自営事業で3施設を展開」
- 「グループ全体の年間利益が『フランチャイズより15~20%多い』」
- 「経営の『自由度』が高く『自社の理念に基づいた経営』を実現」
- 「契約による『制約』がなく『柔軟な経営判断』が可能」
フランチャイズと自営事業の「メリット・デメリット比較」
では、フランチャイズと自営事業の「メリット・デメリット」を、具体的に比較してみましょう。
フランチャイズ加盟のメリット
- 「本部のノウハウ」が活用できる:既に「成功している支援モデル」を採用できるため、「試行錯誤の時間」が短縮される
- 「ブランド力」が活用できる:本部の「知名度」を活用して「新規利用者獲得」が容易になる
- 「初期段階のサポート」:開設時に本部から「サポート」が受けられるため「開設のリスク」が軽減される
- 「経営の『参考情報』」:本部が蓄積した「他の加盟店の経営データ」が参考になる
フランチャイズ加盟のデメリット
- 「継続的なコスト」:加盟金、ロイヤリティ、その他手数料により「月間売上の15~20%」が本部に支払われるため「利益率が低下」
- 「自由度の喪失」:本部の「経営方針」に従う必要があり「自社の理念に基づいた経営」ができない
- 「長期的な契約」:契約期間中は「解除が困難」であり「途中での脱出に違約金」が発生する可能性
- 「本部のサポートが『限定的』」:期待していたほどの「手厚いサポート」は受けられない傾向
自営事業のメリット
- 「利益率が高い」:本部へのロイヤリティが不要なため「月間利益が高い」
- 「経営の自由度」:「自社の理念」「自社のニーズ」に基づいた「柔軟な経営」ができる
- 「長期的な競争力」:「自社のノウハウ」を蓄積でき「長期的な競争優位性」が構築される
- 「契約による制約がない」:いつでも「経営判断を変更」できる自由度がある
自営事業のデメリット
- 「初期投資が必要」:施設設営、スタッフ採用・教育など「多くの投資」が必要
- 「開設のリスク」:「支援モデルの試行錯誤」「営業活動の工夫」など「失敗のリスク」がある
- 「経営の『試行錯誤』が必要」:「本部の支援」がないため「自分たちで工夫」する必要がある
- 「ブランド力がない」:新規利用者獲得時に「知名度」を活用できない
フランチャイズ加盟を検討する際の「5つの重要ポイント」
では、フランチャイズ加盟を検討する際に「正確な経営判断」をするための「5つの重要ポイント」を整理しましょう。
ポイント1:「すべてのコスト」を詳細に把握する
実施方法
フランチャイズ本部と「詳しい契約条件」について説明を受けます。
その際に、以下の「すべてのコスト」を明確にします。
確認すべきコスト項目
- 加盟金:初期費用(通常:200~500万円)
- 月間ロイヤリティ:売上の〇%(通常:5~10%)
- システム利用料:月間〇円
- 販売促進費:月間〇円(または売上の〇%)
- 研修費:初期段階のコストおよび継続的な費用
- 指定ベンダーからの物品購入:強制か、推奨か
- 契約更新費:契約更新時の費用
- 解約時の違約金:契約期間中の解約に伴う費用
これらの「合計コスト」を把握することで「月間売上の何%が本部に流れるのか」を正確に計算します。
ポイント2:「本部のサポート体制」を詳しく確認する
実施方法
以下のような「具体的な質問」を本部に対して行います。
確認すべき事項
- 「開設から軌道に乗るまで、どの程度のサポートを受けられるのか」(期間と内容)
- 「月1回以上の『定期的なサポート』を受けられるのか」
- 「問題が生じた時に『本部が対応』するのか、それとも『相談に乗る』のみか」
- 「営業活動について『本部はどのようなサポート』をするのか」
- 「スタッフ研修について『本部が提供する』のか、それとも『別途有料』か」
さらに重要なこと
本部の「営業担当者の説明」だけでなく「実際に加盟している施設」に「聞き取り」を実施し「本当のサポート体制」を確認することが重要です。
ポイント3:「本部の経営方針」と「自社の経営方針」が『一致しているか』を確認する
実施方法
以下のような「経営方針」について「本部と自社の考え方」が「一致しているか」を確認します。
確認すべき方針
- 「施設の規模拡大」:本部はどの程度の速度で拡大を推奨しているか
- 「支援の質」:本部は「どのような支援の質」を目指しているか
- 「利用者層」:本部は「どのような利用者」を対象に考えているか
- 「価格設定」:本部は「低価格路線」か「高品質・高価格路線」か
- 「施設の『個別性』」:本部は「各施設の個別性」をどの程度尊重するか
もし『ズレ』が大きければ「フランチャイズ加盟後、ストレスが蓄積する」可能性が高いため「加盟を見直す」べきです。
ポイント4:「自営事業での多施設展開」と「フランチャイズ加盟」の「経営シミュレーション」を実施する
実施方法
両方の選択肢について「5年間」「10年間」のスパンで「経営シミュレーション」を実施します。
シミュレーション項目
- 初期投資
- 月間ロイヤリティなどの支出
- 月間純利益
- 5年間での累積利益
- 初期投資の回収期間
このシミュレーションにより「長期的には、どちらが有利か」が明確になります。
ポイント5:「リスク」と「報酬」のバランスを判断する
実施方法
フランチャイズと自営事業について「リスク」と「報酬」のバランスを比較します。
比較項目
| 項目 | フランチャイズ | 自営事業 |
|---|---|---|
| 開設のリスク | 低い(本部サポートあり) | 高い(自分たちで対応) |
| 経営のリスク | 低い(本部ノウハウ活用) | 高い(試行錯誤が必要) |
| 長期的な利益 | 低い(ロイヤリティが大きい) | 高い(自由度が高い) |
| 経営の自由度 | 低い(本部方針に従う) | 高い(自社で判断) |
判断基準
- 「安定性を重視」→ フランチャイズ
- 「長期的な利益を重視」→ 自営事業
- 「経営の自由度を重視」→ 自営事業
- 「早期の黒字化を重視」→ フランチャイズ
フランチャイズ検討のチェックリスト
フランチャイズ加盟を検討する際に、以下のチェックリストで「正確な判断」ができているか確認してみてください。
コストについて
- □ 「加盟金」「ロイヤリティ」「その他すべてのコスト」を詳しく把握しているか?
- □ 「月間売上の何%が本部に支払われるのか」を計算しているか?
- □ 「5年間の累積コスト」を把握しているか?
サポート体制について
- □ 「本部のサポート体制」を「詳しく確認」しているか?
- □ 「実際に加盟している施設」から「本当のサポート体制」について「聞き取り」しているか?
- □ 「期待するサポート」と「実際のサポート」にズレがないか確認しているか?
経営方針について
- □ 「本部の経営方針」と「自社の経営方針」が「一致」しているか確認しているか?
- □ 「方針にズレがある場合」その影響を「十分に検討」しているか?
経営分析について
- □ 「フランチャイズ加盟」と「自営事業」の「経営シミュレーション」を実施しているか?
- □ 「長期的な利益」「初期投資の回収期間」を比較しているか?
- □ 「リスク」と「報酬」のバランスを判断しているか?
契約条件について
- □ 「契約期間」「解約条件」「違約金」を詳しく把握しているか?
- □ 「契約更新時の条件変更の可能性」を認識しているか?
- □ 「競業禁止条項」の内容を理解しているか?
これらのチェック項目で、「いいえ」が3個以上の場合、「フランチャイズ加盟の判断を」もう一度、慎重に検討すべきです。
フランチャイズ検討における注意点
フランチャイズ加盟を検討する際には、いくつかの注意点があります。
注意点1:「本部の営業担当者の説明」だけを信じない
フランチャイズ本部の営業担当者は「フランチャイズのメリット」を強調する傾向があります。
必ず「実際に加盟している施設」から「本当の情報」を聞き取ることが重要です。
注意点2:「初期段階のサポート」と「継続的なサポート」は異なる
フランチャイズ加盟当初は「本部からのサポート」が手厚いかもしれません。
しかし「開設から1年~2年後」には「サポートが減少」する傾向があります。
「長期的なサポート体制」がどうなるのかを確認することが重要です。
注意点3:「契約による制約」を軽視しない
フランチャイズ加盟により「長期的な契約」により「経営の自由度」が制限されます。
その「制約」が「実際にどのような影響」を及ぼすのかを、慎重に検討すべきです。
注意点4:「短期的な安定」と「長期的な成長」を区別する
フランチャイズは「短期的には『安定した経営』」が期待できるかもしれません。
しかし「長期的には『自営事業の方が、利益が大きい』」というケースが多いです。
「どのタイムスパンで判断するのか」を明確にすることが重要です。
フランチャイズ検討は、戦略的なコンサルティングから
ここまでご説明してきた通り、フランチャイズ加盟を検討する際には「複雑な経営判断」が必要であり、多くの「見落とされやすいポイント」が存在するのです。
不正確な判断に基づいてフランチャイズ加盟を決定すれば「後々、大きな後悔」につながる可能性があります。
実際のところ:
- 「フランチャイズ加盟により、期待していたほどの利益が出ない」というケース
- 「本部の経営方針と自社の理想にズレがあり、ストレスが蓄積」するケース
- 「契約による制約のために、経営判断ができず、窮屈な経営が続く」というケース
は少なくないのです。
カスタムメイドエコルドのコンサルティングでは、「フランチャイズ加盟の検討」に特化した支援を行っています。
- 「フランチャイズ加盟の『すべてのコスト』の詳細分析」
- 「本部のサポート体制の『現実的な評価』」
- 「本部の経営方針と自社理念の『適合性診断』」
- 「フランチャイズと自営事業の『経営シミュレーション』」
- 「契約条件の『詳細な検証』」
- 「最適な成長戦略の『提案』」
フランチャイズ加盟による「リスク」を最小化し「本当に自社にとって最適な選択」をするためには「専門家の視点」からの「冷静な分析」が不可欠です。
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