“優しすぎる”経営者が組織を壊す?支援と経営の“優しさのバランス”をどう取るか

「スタッフに嫌われたくないから…」

児童発達支援・放課後等デイサービスの経営をしていると、
ついスタッフに遠慮してしまう場面が出てきます。

「残業をお願いしづらい」
「ミスがあっても強く言えない」
「給与や休みをどんどん希望通りにしてしまう」

もちろん、スタッフを大切に思う気持ちは必要です。
しかし、“優しすぎる”運営は、結果的に組織を壊す危険性があります。


優しさが招く3つの弊害

1. 規律が崩れる

注意すべきことを放置すると、
「やらなくても大丈夫なんだ」という空気が広がります。

2. 不公平感が生まれる

一部の人だけが優遇されると、
真面目に働くスタッフのモチベーションが下がります。

3. 経営が不安定になる

給与やシフトを際限なく調整すると、
利益率や人員配置のバランスが崩れます。


バランスを取るための3つの視点

1. 【ルールを明文化する】

就業規則やマニュアルで、
「できること・できないこと」を事前に共有。
感情ではなくルールに沿って判断できます。

2. 【評価制度で公平性を保つ】

努力や成果を評価に反映させ、
「なぜその待遇なのか」を明確にすることで不満を防ぎます。

3. 【“感情”ではなく“数字”で判断】

シフトや給与、採用も数字に基づいて決定。
人件費率や利益率を基準にすれば、経営と優しさを両立できます。


エコルド本部の支援

本部では、加盟店向けに

  • 評価制度のテンプレート
  • 就業規則の整備サポート
  • 数字に基づくシフト設計の指導
    を提供し、経営と支援のバランスが取れる運営を支えています。

“優しい”は武器にも毒にもなる

経営者の優しさは、スタッフや子どもたちにとって大切な価値です。
しかし、それがルールや数字を無視したものになると、
組織は長く持ちません。

「優しさ」と「ルール」を両輪にして回す。
それが、支援を続けるための本当の優しさです。

nozomi nakayama

nozomi nakayama

療育コンサル中山です。 全国にエコルドのフランチャイズと業務改善クラウドシステム「EcoldLINK」を広げるため、さまざまな情報発信をしています!