「法人理念」が共有されていない施設で起きる、離職・支援品質低下・採用難の連鎖

放課後等デイサービスや児童発達支援の施設を運営する際に、「なぜ、この事業をしているのか」「どのような子どもたちを支援したいのか」という根本的な問い、つまり「法人理念」を明確に持つことの重要性について、どれほど意識しているでしょうか。

多くの施設長や経営者は「法人理念なんて、経営に直接的な影響はない」と考えているかもしれません。

しかし、現実はその逆です。

法人理念が「明確に定義され、スタッフに共有される」か、あるいは「曖昧で、スタッフに理解されない」かによって、施設の経営は大きく左右されるのです。

具体的には、以下のような現象が起きます。

  • スタッフの「離職率が高い」
  • 新規採用者の「採用が困難」
  • 採用後の「早期離職」が多発
  • スタッフの「支援の質」がばらばら
  • 「何のために働くのか」という根本的な疑問を抱くスタッフが増加

これらの現象は、すべて「法人理念が共有されていない」ことに起因しているのです。

本記事では、法人理念の重要性、理念が不在の施設で生じる「負の連鎖」、そして「理念を浸透させるプロセス」について、具体的に解説します。

理念が共有されていない施設で生じる現象

法人理念が明確に定義されず、スタッフに共有されていない施設では、どのような問題が生じるのでしょうか。

スタッフが「何のために働くのか」を理解できない

施設側は「子どもたちの支援」「保護者のサポート」という「仕事の内容」を伝えるのですが、「なぜ、このような支援が必要か」「どのような理想の状態を目指しているのか」という「仕事の意義」を伝えていません。

その結果、スタッフは「単なる給与のための仕事」として捉えるようになり、「やりがい」を感じられなくなるのです。

スタッフの「方向性」が統一されない

法人理念が不明確であれば、支援方針も曖昧になります。

その結果、スタッフごとに「どのように子どもを支援すべきか」の考え方が異なり、施設内での「支援の質」がばらばらになるのです。

組織の「一体感」が失われる

理念がなければ、スタッフが「同じ目標に向かって協力する」という感覚が失われます。

その結果、スタッフ間に「協力感」がなくなり、チームとしての機能が低下するのです。

採用時の「人材選定基準」が曖昧になる

採用面接で「なぜ、この人を採用するのか」という基準が明確でなくなり、「とりあえず、人手が足りないから採用する」という状況に陥ります。

結果として「施設の理念に共感できない人材」を採用してしまい、採用後に「ミスマッチ」が生じるのです。

実際に生じた事例

では、法人理念が共有されていないことにより、実際にどのような経営上の課題が生じるのか、具体的な事例で見てみましょう。

事例1:理念不在の施設での「離職・採用難の悪循環」

状況

児童発達支援施設A。スタッフ6名、利用者18名の施設。

施設長は「放課後等デイサービスの事業を始めたのは、単に経営を多角化したかっただけ」という、実のところ「実務的な理由」でした。

「法人理念」というものが存在していなかったのです。

施設は「書類上は『子どもの発達支援』という名目」でしたが、スタッフに対しては「子どもたちをお預かりして、安全に支援する」という「義務的な説明」に留まっていました。

初期段階での課題

施設を立ち上げてから数ヶ月は、スタッフも「新しい仕事」として、それなりのモチベーションを持っていました。

しかし、1年経過すると、以下のような課題が浮上し始めました。

スタッフの「やりがい感」の低下

スタッフからは「この仕事の意義が分からない」「何のために頑張っているのか」という「根本的な疑問」の声が出始めました。

施設長は「子どもたちの支援が意義だ」と説明しようとしたのですが、スタッフの心に響きませんでした。

なぜなら、施設長自身が「その事業にどのような理想を持っているのか」を、明確に語ることができなかったからです。

支援方針の統一不足

スタッフごとに「子どもへの対応方法」が異なり、利用者からは「スタッフによって対応が違う」という不満が出るようになりました。

例えば、子どもが課題に集中できていない時に、あるスタッフは「強く促す」のに対し、別のスタッフは「子どもの気分を尊重する」という、全く異なる対応をしていたのです。

モチベーション低下による離職

支援方針の不統一、やりがい感の低下により、スタッフBが「別の施設への転職」を決意。

その後、スタッフCも「この施設で成長できるとは思えない」という理由で退職してしまいました。

採用難による人手不足

スタッフ2名の退職により、人手不足に陥った施設。

急いで「新規スタッフ採用」に動き出したのですが、採用面接の際に「この施設の理念」を聞かれても、施設長は「明確に答える」ことができませんでした。

その結果、採用面接での「説得力」が低下し、採用候補者から「この施設では成長できそうにない」という判断をされてしまい、採用が進みませんでした。

負の連鎖の始まり

人手不足により、既存スタッフの「業務負担」が増加。

負担増加により、さらなる離職が促進される。

離職により、人手不足がさらに悪化する。

という「負の連鎖」が始まってしまったのです。

結果

開設から2年で、スタッフの離職率は年間50%を超え、施設の経営は危機的状況に陥りました。

教訓

法人理念が不明確であれば、スタッフの「離職」「採用難」「支援品質低下」という「負の連鎖」が生じるのです。

事例2:法人理念の明確化により、スタッフのエンゲージメントが向上した

状況

放課後等デイサービスB。施設長が「法人理念の重要性」に気づき、本格的な「理念構築」に取り組むことにしました。

理念構築のプロセス

施設長は、以下のようなプロセスで「法人理念」を構築しました。

ステップ1:「なぜ、この事業を始めたのか」の問い直し

施設長は、自分自身に問いかけました。

「自分は、なぜ放課後等デイサービスを始めたのか?」

その問いの中で、施設長は「子どもたちが、自分たちの可能性を最大限に発揮できる社会を作りたい」という「根本的な想い」に気づきました。

ステップ2:スタッフとの対話

その「想い」を、スタッフと共有し、フィードバックを得るプロセスを実施しました。

施設長が「なぜ、このような事業をしたいのか」を語った時、スタッフから「そういう想いだったのか」「自分たちもそういう想いで支援したい」という反応が返ってきたのです。

ステップ3:法人理念の言語化

施設長とスタッフの対話を通じて、以下のような「法人理念」が形作られました。

法人理念: 「子どもたちが、自分たちの個性と能力を最大限に発揮し、社会で自立できる力を身につけるための支援を行う」

スタッフの行動指針(理念から導かれる):

  • 「子どもの可能性を信じ、その成長を全力でサポートする」
  • 「保護者と一緒に、子どもの成長を喜び、課題を解決する」
  • 「スタッフ同士が協力し、質の高い支援を実現する」

ステップ4:理念の浸透と活用

構築された理念を、以下のような方法で、継続的に浸透させました。

月1回の「理念学習会」の開催

理念に関連する「支援の工夫」「成功事例」「スタッフの気づき」などを、スタッフ全員で共有

採用面接での「理念の説明」

採用候補者に「当施設の理念」を詳しく説明し、「この理念に共感できるか」を採用判定の重要な基準に

支援方針の「理念に基づいた統一化」

「理念から導かれる支援方針」を明確に定義し、全スタッフが同じ方針で支援を実施

結果

法人理念の明確化と浸透により、以下のような効果が実現されました。

スタッフのモチベーション向上

スタッフから「自分たちの仕事に意義を感じるようになった」「子どもたちの成長に、より深く関わりたいという気持ちが生まれた」という声が聞かれるようになりました。

スタッフの離職率低下

以前は年間40%を超えていた離職率が、年間15%に低下。

スタッフが「この施設で成長したい」という「前向きな姿勢」を持つようになったからです。

採用の効率化

採用面接で「理念の説明」を丁寧に行ったことで、「この施設の理念に共感できる人材」が採用されるようになりました。

結果として、採用後の「ミスマッチ」による早期離職が減少しました。

支援品質の向上

理念に基づいた「支援方針」が統一されたことで、スタッフ間での「支援の質」のばらつきが減少。

利用者からは「スタッフの対応が一貫している」という評価を受けるようになりました。

利用者定着率の向上

支援品質の向上により、利用者の満足度が向上し、月間利用者数が安定化。

新規利用者の「紹介による獲得」も増加しました。

法人理念が重要である「3つの理由」

では、なぜ「法人理念」がこれほどまでに重要なのでしょうか。その理由を整理してみましょう。

理由1:スタッフの「やりがい感」を生み出すため

人間は「何のために働くのか」という「仕事の意義」を理解した時に、初めて「やりがい感」を感じるようになります。

法人理念は、その「仕事の意義」を提供するものなのです。

理念があれば、スタッフは「単なる給与のための仕事」ではなく、「社会的に有意義な仕事」として、自分たちの業務を認識できるようになります。

理由2:スタッフの「行動の統一」を実現するため

法人理念から導かれる「支援方針」「スタッフの行動指針」があれば、スタッフは「共通の目標に向かって動く」ことができるようになります。

それにより、「支援の質」が統一され、利用者の満足度が向上するのです。

理由3:採用時の「人材選定」を適切にするため

採用面接で「法人理念」を候補者に伝え、「この理念に共感できるか」を判定基準にすることで、「施設の理念と価値観が合致した人材」を採用できるようになります。

結果として、採用後の「ミスマッチ」による早期離職を防ぐことができるのです。

理念が不在の施設での「4つの負の連鎖」

では、法人理念が不在の施設で生じる「負の連鎖」を、具体的に整理してみましょう。

連鎖1:「理念不在」→「やりがい感の低下」→「スタッフのモチベーション低下」

理念がなければ、スタッフは「仕事の意義」を理解できず、やりがい感が低下します。

結果として、モチベーションが低下し、仕事への「向き合い方」が事務的になるのです。

連鎖2:「モチベーション低下」→「支援品質の低下」→「利用者満足度の低下」

モチベーションが低下したスタッフは、支援の質に「手を抜く」ようになります。

結果として、利用者の満足度が低下し、「利用者の退会」につながる可能性があります。

連鎖3:「利用者退会」→「月間売上減少」→「経営困難」

利用者の退会により、月間売上が減少します。

経営が困難になれば、スタッフの給与引き下げにつながる可能性もあり、さらなる離職が促進されるのです。

連鎖4:「スタッフのモチベーション低下」→「スタッフの離職」→「採用難」→「人手不足」→「既存スタッフの負担増加」→「さらなる離職」

最も深刻な連鎖は、スタッフの離職に始まる「人手不足のスパイラル」です。

人手不足により既存スタッフの負担が増加し、その負担がさらなる離職を招くという「悪循環」が生じるのです。

理念の浸透度の測定方法

では、実際に「法人理念がスタッフに浸透しているか」を、どのように測定すればよいでしょうか。

方法1:アンケートによる測定

スタッフに対して、以下のような質問項目を含むアンケートを実施します。

質問項目

  • 「当施設の理念を、説明できますか?」
  • 「当施設の理念に共感できますか?」(5段階評価)
  • 「当施設の理念が、自分たちの支援に影響を与えていると思いますか?」
  • 「当施設の理念から導かれた行動指針を、理解していますか?」

測定方法

年1回または年2回、このアンケートを実施し、「理念に関する理解度・共感度」を測定します。

方法2:スタッフへのインタビュー

施設長が、スタッフと個別に面談し、以下のような質問を行います。

  • 「この施設で働く意義は何だと思いますか?」
  • 「当施設の理念について、感じていることはありますか?」
  • 「理念が、あなたの支援に影響していると思いますか?」

スタッフの「自発的な言葉」から、理念の浸透度を測定することができます。

方法3:支援内容の観察

理念が浸透しているかは、実際の「スタッフの支援内容」に現れます。

以下のような観察項目を確認します。

  • スタッフが「子どもの可能性を引き出す支援」をしているか
  • スタッフ間で「支援方針が統一」されているか
  • スタッフが「協力意識」を持って業務にあたっているか

測定結果の活用

測定結果に基づいて、以下のような改善を検討します。

  • 理念の「説明が不十分」な場合:研修や学習会を強化
  • 理念に「共感できていない」スタッフがいる場合:その理由を聞き取り、改善
  • 支援内容に「理念の反映」が見られない場合:支援方針の再確認と教育を実施

理念を浸透させるプロセス

では、実際に「法人理念」を構築し、それをスタッフに浸透させるプロセスを、ステップごとに説明します。

ステップ1:「理念」の構築(2~4週間)

まず、施設長が「自分たちは、なぜこの事業をしているのか」という問いに向き合い、「理念」を言語化します。

重要なポイント

  • 理念は「施設長の個人的な想い」ではなく、「スタッフも共感できる普遍的な価値」であるべき
  • 理念は「簡潔で、分かりやすい表現」であるべき(複雑な理念は、スタッフに理解されない)

構築方法

施設長が、以下のような質問に答える形で、理念を言語化します。

  • 「子どもたちにとって、当施設での支援はどのような意義があるべきか」
  • 「当施設が目指すべき、理想の支援とは何か」
  • 「当施設で働くスタッフは、どのような価値観を持つべきか」

ステップ2:スタッフとの「対話」を通じた理念の共有(3~4週間)

構築された理念を、スタッフと「対話」する形で共有します。

この過程で、スタッフからのフィードバックを得て、理念を「洗練」させていきます。

実装方法

全体説明会の開催

全スタッフを集めて、施設長が「なぜ、この理念を大切にしたいのか」「どのような想いから、この理念が生まれたのか」を、丁寧に語ります。

小グループでの対話

スタッフを小グループに分け、「この理念について、どう感じるか」「理念に対する質問や懸念があるか」を、自由に語り合う場を設けます。

フィードバックの反映

スタッフからのフィードバックに基づいて、理念の「表現」や「ニュアンス」を調整します。

ステップ3:理念から導かれる「行動指針」の構築(2~3週間)

理念が確定したら、その理念から導かれる「スタッフの行動指針」を構築します。

実装例

理念: 「子どもたちが、自分たちの個性と能力を最大限に発揮し、社会で自立できる力を身につけるための支援を行う」

から導かれる行動指針:

  • 「子どもの可能性を信じ、その成長を全力でサポートする」
  • 「子どもの個性を尊重し、一人ひとりに合わせた支援を工夫する」
  • 「保護者と一緒に、子どもの成長を喜び、課題を共に解決する」
  • 「スタッフ同士が協力し、質の高い支援を実現する」

ステップ4:「支援方針」の統一化(2~3週間)

理念と行動指針に基づいて、具体的な「支援方針」を統一化します。

実装方法

  • 「どのような場面で、どのような支援をすべきか」を、具体的に文書化
  • スタッフ全員が、同じ支援方針に基づいて行動できるようにする

ステップ5:「理念の浸透」を継続的に実施(継続的)

理念が一度決まったら、それで終わりではなく「継続的に浸透させる」プロセスが重要です。

実装方法

月1回の「理念学習会」の開催

理念に関連する「支援の工夫」「成功事例」「スタッフの気づき」などを、スタッフ全員で共有

採用面接での「理念の説明」

採用候補者に「当施設の理念」を詳しく説明し、「この理念に共感できるか」を確認

定期的な「理念浸透度測定」

アンケートやインタビューを通じて、理念の浸透度を測定し、必要に応じて改善

新規スタッフへの「理念研修」

新規採用時に、理念や行動指針について、詳しく教育を実施

理念導入による経営効果

では、法人理念を明確化し、スタッフに浸透させることで、実際にはどのような経営効果が期待できるでしょうか。

効果1:スタッフの離職率低下

理念が浸透することで、スタッフのモチベーションが向上し、離職率が低下します。

統計的には、理念の浸透により「年間離職率が20~30%低下」するケースが多いです。

効果2:採用の効率化

「理念に共感できる人材」が採用されるようになり、採用後の「ミスマッチ」による早期離職が減少します。

結果として、採用に必要な時間・コストが削減されます。

効果3:支援品質の向上

理念から導かれた「支援方針」が統一されることで、スタッフ間での支援品質のばらつきが減少し、全体的な支援の質が向上します。

効果4:利用者満足度の向上

支援品質の向上により、利用者の満足度が向上し、月間利用者数が増加、利用期間が延長する傾向があります。

統計的には、理念の浸透により「利用者定着率が5~10%向上」するケースもあります。

効果5:採用・教育コストの削減

離職率の低下により、「新規スタッフの採用・教育」にかかるコストが削減されます。

1人のスタッフの採用・教育に約20~50万円のコストがかかるため、離職が減少すれば、年間で数百万円のコスト削減が期待できます。

法人理念構築のチェックリスト

貴施設で「法人理念の構築」が必要か、以下のチェックリストで確認してみてください。

現在の理念について

  • □ 「法人理念」が明確に文字化されているか?
  • □ スタッフが「当施設の理念」を説明できるか?
  • □ スタッフが「当施設の理念に共感」しているか?

スタッフの状態について

  • □ スタッフから「この仕事の意義は何か」という質問が出ているか?
  • □ 「仕事のやりがい感が低い」というスタッフの声を聞いたことがあるか?
  • □ スタッフ間で「支援方針の違い」による違和感が生じているか?

採用と離職について

  • □ 「年間の離職率」が20%以上か?
  • □ 採用面接で「候補者が理念に共感するか」を確認しているか?
  • □ 「採用後の早期離職(3ヶ月以内)」が多発しているか?

経営への影響について

  • □ 「スタッフ間での支援の質のばらつき」が、利用者からのクレームにつながっているか?
  • □ 「月間利用者数が減少傾向」か?
  • □ 「採用・教育コストが、月間20万円以上」かかっているか?

これらのチェック項目で、「はい」が4個以上の場合、「法人理念の構築」が強く推奨されます。

法人理念構築における注意点

法人理念を構築・浸透させる際には、いくつかの注意点があります。

注意点1:「理念は、施設長の独断ではなく、スタッフとの『対話』を通じて構築」すること

理念は、スタッフも「共感」できるものでなければなりません。

施設長が一方的に「理念」を宣言しても、スタッフに理解されず、浸透しないのです。

スタッフとの「対話」を通じて、みんなで「理念を作る」プロセスが重要です。

注意点2:「理念は、簡潔で分かりやすい表現」であること

複雑で難しい表現の理念は、スタッフに理解されません。

「子どもたちの最大限の発展を支援する」というような「シンプルで、分かりやすい表現」であるべきです。

注意点3:「理念の浸透は、継続的なプロセス」であること

理念を一度構築して「これで終わり」ではなく、「継続的に浸透させる」プロセスが重要です。

新規スタッフ採用時の研修、月1回の学習会、定期的な浸透度測定など、複数の機会を通じて、継続的に浸透を図るべきです。

注意点4:「理念から導かれた『行動指針』『支援方針』が、実際の支援に反映」されていることを確認すること

理念が「スローガン」に終わってしまってはいけません。

理念から導かれた「支援方針」が、実際のスタッフの行動に現れていることを、定期的に確認し、必要に応じて改善すべきです。

法人理念の構築は、戦略的なコンサルティングから

ここまでご説明してきた通り、「法人理念の構築と浸透」は、スタッフのモチベーション向上、離職率低下、採用効率化、支援品質向上、利用者満足度向上という「多くの経営効果」をもたらすものです。

しかし実際には、多くの施設長は「理念なんて、経営に直接的な影響はない」と考え、理念構築を軽視しているのが現状です。

その結果、「スタッフの離職」「採用難」「支援品質の低下」という「負の連鎖」に陥り、経営が危機的状況に陥るというケースが後を絶たないのです。

逆に言えば、「法人理念を明確化し、スタッフに浸透させる」ことで、これらの課題を根本から解決することができるのです。

カスタムメイドエコルドのコンサルティングでは、「法人理念の構築と浸透」に特化した支援を行っています。

  • 施設長とのヒアリングに基づいた「理念案」の構築
  • スタッフとの「対話プロセス」の設計・実施
  • 理念から導かれた「行動指針」「支援方針」の構築
  • スタッフへの「理念研修」の実施
  • 採用面接での「理念説明」の設計
  • 「理念浸透度測定」の実施と改善提案
  • 定期的な「理念学習会」の企画・実施支援

法人理念の構築により、スタッフのエンゲージメントが向上し、離職率が低下し、採用効率が改善され、最終的には「月間数十万円」から「年間数百万円」の経営改善が実現されます。

貴施設の「法人理念」について、専門家の視点から構築してみませんか?まずは無料相談からお気軽にお問い合わせください。

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nozomi nakayama

nozomi nakayama

療育コンサル中山です。 全国にエコルドのフランチャイズと業務改善クラウドシステム「EcoldLINK」を広げるため、さまざまな情報発信をしています!